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2004年03月29日

山谷ブルース

フォークの神様岡林信康の名曲。実を言うとこの曲は僕の父方の伯父に当たる人の十八番の曲である。今は亡きあの人は、明るく屈託のない人だった。
僕はこの人にとてもお世話になった。

うちの親父は八人兄弟の五番目で、三番目の伯父は一番仲が良い人であった。
僕はこの人に良く飲みに連れてって貰ったり、いろんな意味で社会勉強させて貰った。豪快な人であったが、嫌味の無い人だった。
飲むと必ず唄うのがこの岡林信康の曲。
飲み屋でこんな曲やめてくれっていつも思うのだけれど、素晴らしく上手い歌だった。

ある日突然事故で亡くなった。
それは本当に突然の出来事で、
夜中に鳴った一本の電話は悲しい別れを告げた。
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今日の仕事は つらかった
あとは焼酎を あおるだけ
どうせ どうせ 山谷のドヤ住い
ほかにやること ありゃしねえ

一人酒場で 飲む酒に
帰らぬ昔が なつかしい
泣いて 泣いて みたってなんになる
いまじゃ山谷が ふるさとよ

工事終れば それっきり
おはらい箱の 俺たちさ
いいさ いいさ 山谷の立ちん坊
世間うらんで なんになる

人は山谷を 悪くいう
だけど俺たち いなくなりゃ
ビルも ビルも 道路もできゃしねえ
だれもわかっちゃ くれねえか

だけど俺たちゃ 泣かないぜ
働く俺たちの 世の中が
きっと きっと くるさそのうちに
その日にゃ泣こうぜ うれし泣き
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うちの親父はあれから飲むと必ず唄う。
なんだかこの曲聞くと泪する。

所謂、プロレタリア・フォークであるが、
なんだかこの曲には伯父の屈託の無い笑顔の裏に隠れた苦労が重なっているような気がしてならない。

凄くいい曲だなって思う。

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2004年03月28日

讃岐うどん 「山越」

香川県の郡部にこんな名前のうどん屋がある。
ここは結構ガイドブックとかに取り上げたりされていて、そうとう有名な店である。

最近はめっきり香川人になってしまっていて、半年ほど前の行ったり来たりの生活からすれば一転している。
実を言うとこの有名なうどん屋、この度初めて訪れた。先週の木曜日のことである。

人間近くの有名スポットというのは意外と行かないものである。
僕はもともと関西人であるが、通天閣も、京都タワーも、ポートタワーも、行ったことが無い。何時でもいける所は案外行かない。
最近は地元再発見というのがマイブーム?である。

香川県といえばこんぴらさんと銭形平次とレオマワールド・・・あんまりない。しかし、プチブームの「讃岐うどん」がある。

観光客にまみれて行ってみる。
背広姿の自分が妙に浮いている。

ここは「かまたま」が有名。要するに釜揚げうどんに卵を絡ませたものである。これに山掛け(山芋のとろろ)をトッピングすると、
「かまたまやまかけうどん」になる。
略して「かまたまやま」
「ま」がやたらに韻を踏んでいるがご愛嬌。

四つ前の観光客らしき三人組が「かまたま三つ」と頼んだばかりに、と頼んでしまったばかりに、三玉入りの「かまたま」が出てきて少々パニックになりつつあったが、熟練の女司令塔が手際よく振り切っていた。
※要するに「かまたま一つを三つ」と頼まなければいけない訳。

「一つ。二つ。一つ。お次三つ入ります。・・・出ました・・・」
ここは裏賭場ではない。
テンポのいい掛け声がこだまする。

「かまたまやま」をチョイスした。三つ(三玉)注文。
少々ジャンクな風合だが、もっちりとした麺が卵と絡み合って正直美味かった。

さっくり食べて店を後にしたが、また来たいなと思った。

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2004年03月25日

love me, please love me

ミッシェル・ポルナレフの名曲である。
「愛の願い」というのが日本語のタイトルだが、
洋楽によくある誰が名づけているのかわからないが
ナンセンスな日本語のタイトルが多い中、
意外としっくりきてるなと思う。
パーマヘッドにサングラスという印象しかないのは僕だけか?

この曲、何だかとてもメロウで凄く好きである。
この人はどちらかといえばもうちょっとPOPなセンスが売りだと思うが、
これはこれでなかなか名曲。

最近、CMで流れていたのを思い出した。
昔の曲を取り上げるの流行ってるのだろうか。

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2004年03月18日

南の島

なんだか良い響きではないだろうか。

南の島といえば、昔TVアニメでやっていた(相当昔だが)
「不思議の島のフローネ」を思い出す。
所謂「ハイジ」とかの系統のアニメだったと思う。

「ハイジ」に登場するおじいさんに良く似たヘンコツで、しかも心優しいおじいさんが印象的だった。
それよりも、フローネの眉毛がなぜ「麻呂」なのかは未だにもって不明であるが。
結局は漂流・サバイバルアニメなのであるが、そういうの結構好きである。

実際やってみると多分嫌になるのであろうが、
ちょっとそういう状況に陥ってみたいという気がするのも
事実かもしれない。
こういうのを現実逃避というのかもしれないが、
それはそれで良いのでは無いか。
そこに幸せが待っているかもしれない。
幸せと不幸せというのは紙一重であり、
一般的な常識はそこには無いように思う。
どこに自分の幸せがあるかなんて
自分はもとより他の誰にも
そんなことはわからないのだから。

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美丈夫

香り高らかで端麗なこの美酒に出会ったのは年末高知を訪れた時だった。

あの美しい味が忘れられなくてとうとう手に入れた。

写真は美丈夫三種類を撮ったもの。

右から

美丈夫 麗

美丈夫 舞 雄町

美丈夫 舞 山田錦

高知で飲んだのは間違いなく 麗。

とてつもなくフルーティに香るその飲み口はそれだった。

雄町は更にすっきり。香りはいささかすっきりした分薄れていたが気持ちのいい味だった。

山田錦は上品過ぎているかもしれない。

アルコールの攻撃要素がまるで無く、優等生な酒に、美上夫独特の美しい香りの余韻が残る。

もう無くなってしまったが、また頼もうと思う。

これはいい酒だ。

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2004年03月16日

親知らず抜歯

なんだかニ週間前位から右上の奥歯が痛くて、歯医者が大嫌いな僕はバファリンで我慢していた。三日前位から頭痛も伴ってきて、バファリンなしでは我慢できなくなった。いよいよ駄目だと思い、今日は勇気を出して歯医者へ。

実を言うと、僕が歯医者に行くのは実に十三年振りである。僕は歯医者が嫌いが故に歯磨きはキチンとする。毎日キチンと歯を磨いていれば行く必要も無いはず。ところが最近の不摂生で、すっかり虫歯にやられたようである。朝と夜と、きちんと磨かなくてはいけない。一回たりとも休んではいけないのである。

倉田てつを似のさわやかな先生で安心した。
「あちゃ~、親知らずですね~」
レントゲンが現像されて、屈託の無い笑顔で彼は言う。
「どうします??抜きます??」
しきりにそう聞く倉田てつをは抜きたくて仕方無さそうである。
色々説明(説得?)を受け、僕は決意した。
「じゃあ、やって下さい」
意外と5分位ですんなり抜けた。さすが倉田てつを。

僕の歯医者嫌いも、ほんの少しだけ克服されたような気がした。

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2004年03月13日

お百度こいさん

知る人ぞ知るマヒナスターズの名曲。
所謂ムード歌謡というものが僕は好きかも知れない。
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諦められないこの願い
泣いて船場のこいさんが
芝居の裏の雨の夜
お百度参りの法善寺
薬問屋のあの人に
どうぞ添わせておくれやす・・・

女の心はひとすじの
夫婦善哉軒下に
紅提灯の灯る路
お百度参りの法善寺
幼馴染のあの人に
どうぞ添わせておくれやす・・・

御神籤引こうか辻占か
淡路町からこいさんが
悲しい夢と知りながら
お百度参りの法善寺
思い焦がれるあの人に
どうぞ添わせておくれやす・・・
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スティールギターの妙に幽玄な音と、
メンバーの佐々木さんの天才的なファルセットボイスが響く。
この、佐々木さんの声、本当に素晴らしい声だと思う。
聴いて身震えしたのは生まれてこの方この人の声だけだと思う。

「こいさん」って、何だか素晴らしい響きの言葉ではないか。
大阪の方言であるが、今は全く使われて無いのが現状。「お嬢さん」とか「末娘」などの意味らしいが、もっと、想像膨らませられる良い言葉だと思う。

最近、日本語の素晴らしく美しい色彩が色褪せていないか?
そんな風に思った。

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2004年03月09日

夢のカリフォルニア

All the leaves are brown and the sky is gray
I've been for a walk on a winter's day
I'd be safe and warm if I was in L.A.
California dreamin' on such a winter's day...
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ふとした瞬間、何だか無性に聴きたくなる曲。そして今日もそんな気分だった。

ご存知ママス&パパスの名曲である。パパス&ママスだったかなと記憶がいつも曖昧であるが、こういう時はネットで調べる。
ママスが先なのは紛れも無い事実だった。

僕は哀愁のある曲が好きだ。この曲は妙に哀愁が漂っている。
イントロからかなり哀愁。そこからさらに哀愁・・・。
エンドレスで何度も聴いた。
僕の背中にも今日は哀愁が漂っているかもしれない。
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...I've been for a walk on a winter's day
If I didn't tell her I could leave today
California dreamin' on such a winter's day...

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