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2004年04月17日

99luftballons

NENAの一回きり流行った曲。僕の知るところではPopsで世界的HITしたドイツ語の曲は、この曲くらいである。

久しぶりに帰った実家は、記憶の中のそれよりも、私の瞳にはいくらか小さく映った。久々に帰ったものの、まるで他人の生活に潜り込んだような気がせずともなしにぼんやりしていた。当然、それぞれ家族は家族であるのには変わりなく、暖かく受け入れてくれたことには感謝したい。


ただ、しばらくの空白の間に、家族それぞれの生活のスタイルが以前と違う状態で確立していて、そのなかに私は入っていないことに気づくのに、そう時間はかからなかった。

ふと、元々、私の部屋として存在していた物置小屋に足を踏み入れる。埃と畳の匂いにやさしく包まれる。懐かしい匂いだ。何故か物置小屋に化しているにもかかわらず、僕の持ち物が雑然と部屋の四方に横たわっていた。それを見たとき、私は驚愕した。そしてわかった。全くレイアウトの変わらぬ部屋。そうなのである。元々の部屋に、一つ一つと荷物が運び込まれ、いつのまにか倉庫と化してしまったのであろう。


突然出て行ってしまったあの日のことを思い出すと、何ともいえない罪悪感がひどく胸を焼いた。

 ふと部屋の隅の棚に目を向けると、古いレコード盤が埃にまみれていた。
 なんか懐かしいな。
 Nenaのアルバムを手にとる。

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☆99 Luftballons


      Text: Carlo Karges
      Musik: Uwe Fahrenkrog-Petersen


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幾分か年老いた母の声にはっとして

レコードの針を慌てて上げる。

階下へと続く細くて急で暗い階段。

その先には微かな光が差していた。

投稿者 shiba :

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