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2004年10月13日寂しい町。大阪府N区○ヶ崎。大阪の人間はここがどういうところか良く知っているだろうが地方から来た人は知らない人が多いだろう。 近くにT田新地という旧遊郭があり、今でもちょんの間として百軒以上もの店が営業していたりする。 ここの写真は撮らないことにする。ここはやたらにカメラを向けるとトラブルの元。そんな所の宿泊所に泊まってみた。ここには数十件もの宿泊所が密集しているいわゆるドヤ街である。 ホテルH。 部屋は狭い。でも案外綺麗だった。割と快適。 ドヤ街の中心部に妙な店を見つけた。「菜っ葉が俺を呼んでいる。菜っ葉飯九十円」そう書いてあった。食べてみようかとも思ったがなんとなく気がひけたのでやめておいた。 多分、ここで一夜過ごすことはもう無いかもしれない。いや、いつか過ごす日が来るかもしれない。先のことは誰にも分からないのだから。でも、多分無いと思う。 なんだか少し寂しい町だ。 夜中鳴るサイレンの音。誰かの罵声。ホテルの館内放送。隣人の呻き声・・・。 人の人生の明暗を痛烈に感じた夜。 勉強になった。ここで生活する人はそれぞれ事情がありこうなるに至った。ここの人達に溶け込んでみるという行為について、全く以って不謹慎であるとは思わない。知るということはとても重要なことだと思う。 投稿者 shiba : コメントコメントしてください |
