2005年11月29日
浪花節。土下座の文化。
ようやく壊れていた車が治った。
少し前の話であるが、
ある日びゅんびゅん車が通る坂道でオーバーヒートした。
片側3車線の一番右を走っていたので死ぬかと思った。
エンジンをかけると冷却水の給水口から水が吹き出るという凄いことになっていた。要するにガソリンが通る道筋と冷却水が通る道筋がツーツーになっていた訳だ。ついでに水温計も壊れていた。何かおかしいとは思ったが。
当然エンジン周り全壊。
どうも車検時の不備だったらしく、文句を言いに行き、何だかんだと金の出所で随分引っ張って、ようやく今になった。
エンジン周り全て交換。
総額32万。
度重なる交渉で全てメーカーに持たせることで話が付いていたが、担当者が3万だけ何とかしてくれと。
土下座・・・。
土下座という文化のある国はあんまり無いと思う。
日本らしいそれも関西らしいウェットな気質。
もう浪花節の世界。
一つ返事でわかった。と言う。
男が土下座をするって、凄く勇気の居る行為だ。
割り切ってもなかなか出来ることではない。相手によっては特に。
もうどうしようも無くなった時ではないと出来ない事だ。
実を言うと、この担当者と初めて会った時、随分大喧嘩をしてしまった。本当のところ、10万位なら仕方無いかもしれないと思っていたが、その態度にかちんとなって、もう一銭も出す気にならなかったのだ。
実を言うと僕も土下座をしたことが一度だけある。
前に務めていた会社で重大なミスをした時のこと。
案外浪花節と言うのは通じるもので、許してくれたりする。
でも駄目な人は何を言っても駄目なのだけれど。
今でこそ笑い話で話したりは出来るけれど、言い様も無く悔しい気持ちで一杯になる。
色々考えた。
何故3万円なのか。
おそらく幾らでも良いから僕のほうから金額を払う形にしないと担当者の顔が立たなかったのだろう。金銭的な問題だけではないのだと思う。土下座するくらいなら3万位自腹で払う筈だろうから。
3万位何とかしてやろうと思った。これは土下座代。
あれだけ大喧嘩した相手に土下座するのは相当だっただろう。
よくよく考えてみると・・・。
僕のあの時の土下座代は2000万円以上になるのかもしれない。
言っていることと矛盾しているが、もし土下座で食っていけるならいくらでもしてやっても良いと思ったりもする。
投稿者 shiba :
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